BCP

BCP方針

私ども、廃棄物処理業といった業界は、生活における静脈側のライフラインでもありますので、生活環境の保全を維持するにあたって非常に重要な役割を授かっており、有事の際にはいち早く事業を再開するとともに、地域の復旧活動にも尽力しなければいけません。よって以下の基本方針を定め、これを全社員に周知するとともに、基本方針に沿って事業を継続していくことを宣言します。

  • 人命(社員・家族)の安全を守ります。
  • お客様への各種業務(一般廃棄物及び産業廃棄物の収集運搬処分)の維持継続を図ります。
  • 事業継続をするにあたり、円滑な組織運営や全社員が自主的に活動できるように、教育訓練改善を定期的に行います。
  • 感染症によるパンデミック発生時には、予め定めた運用体制のもと、全社員に強く周知徹底をし、感染防止及び感染拡大防止に努め、事業の継続を図ります。
  • 災害発生時には、予め定めた運用体制のもと各社員が役割を果たし、事業の早期復旧を図ります。
  • 全社員に対して、防災士の資格取得を推進します。
  • 日頃から地域貢献し、災害発生時は地域の一員として復旧に努めます。

香川県中小企業BCP優良取組事業所認定

BCPを策定した中小企業事業者のうち、優れた取組みを行っている事業所に対して、香川県が優良取組事業所として認定する制度です。
塵芥センターでは、平成31年2月よりBCP優良取組事業所認定を頂いております。
今後おこりうる大規模自然災害や感染症災害等に備えた事業継続計画を策定し、環境や経済の変化に応じて随時見直しを行い、持続的な改善をしてまいります。
また、BCPが確実に実行できるよう、様々な被害を想定した防災訓練や、従業員の意識・知識の向上のための防災教育も定期的に行っております。

防災士資格

我々の業界は、電気や水の供給側のライフラインとは丁度反対側の静脈ライフラインという業務を担っており、何日も業務を停止する事はできません。また、自然災害など有事の際には、いち早く現場に駆け付け、災害廃棄物の撤去や処分など、災害復旧にも尽力できなければいけないと考えております。

その為にはいち早く事業を再開することが重要になってきます。ただ、事業を再開するには従業員やその家族の安全を確保してからでなければ、皆 安心して業務に就くことが出来ません。過去の災害でも、知識があれば助かった命がたくさんあると聞いております。

防災士の資格を取得することで、誰も被災することなく業務に復帰できるように、全社員へ防災士資格の取得を推進しています。


現在の防災士資格取得者 90名

本社事務所を防災施設に

大規模災害により、塵芥センターの本社事務所が停電・断水しても、災害対策本部として機能することができるように、太陽光パネル、大型蓄電池、井戸、発電機を設置しております。また、緊急避難場所としても利用できるよう、災害用備蓄庫(非常食や非常用品)、避難宿泊用具、炊き出し機材なども備えております。